永井均「存在と時間 哲学探究1」の要約と感想

このブログで私は、永井均という哲学者が書いた「存在と時間 哲学探究1」(文藝春秋)という本について、要約や感想を書いています。私は、哲学とか一度も勉強したことがなくて、哲学は全くのど素人なのですが、この本がすっごく大好きで、何回も繰り返し読みました。そして、ぜひたくさんの人に読んでもらいたいな、と思って、このブログを書きました。人生においてすっごく大事なことがぎっしり詰まった本だと思います。特に、悩みや苦しみを抱えている人が読むと、その悩みや苦しみが消えてしまうかもしれません。

この問題と似た別の問題の根底にもじつはこの問題が存在する

目次はこちら

 

この問題と似た別の問題の根底にもじつはこの問題が存在する

【要約】

1~8段落(17頁)

他我問題等の認識論的な問題も、一般に人はなぜ他人の痛みが感じられないのか、といった問題も、私がここでこれから論じようとしている問題を最初に捉えそこなったために生じた偽の問題設定である。