永井均「存在と時間 哲学探究1」の要約と感想

このブログで私は、永井均という哲学者が書いた「存在と時間 哲学探究1」(文藝春秋)という本について、要約や感想を書いています。私は、哲学とか一度も勉強したことがなくて、哲学は全くのど素人なのですが、この本がすっごく大好きで、何回も繰り返し読みました。そして、ぜひたくさんの人に読んでもらいたいな、と思って、このブログを書きました。人生においてすっごく大事なことがぎっしり詰まった本だと思います。特に、悩みや苦しみを抱えている人が読むと、その悩みや苦しみが消えてしまうかもしれません。

問題提起

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問題提起

【要約】

1~8段落(15頁)

脳が意識を生み出しているのだから、ある脳状態が実現すればそれに対応してある意識状態が実現するはずである。なのになぜ実際には一つしか感じられないのか。いや、なぜ一つは実際に感じられるのか。そこでだけ例外的に起こっていることは何か。要するに、なぜ私という例外的なものが存在するのか。それが存在するとは何が存在することなのか。