2017-11-08 無知の知 本質探究 想起説 目次はこちら 無知の知 本質探究 想起説 【要約】 1~4段落(146頁) ソクラテスが、「私は知らないことを知っている」と語ったその「知らないこと」(それゆえ知ろうとしたこと)が、この「自明すぎてむしろ明らかに見ることができないこと」(たとえば、善や記憶や時間や数や私の本質)であった。それらについては、その本質を知らなくても、その本質以外の通常は成り立っている条件に支えられて、問題なくふつうの判断がくだせるから、その本質を知らないことに気が付かない。